利便性には期待しない
都会の利便性にはかなわない
インターネットが普及したことで、田舎暮らしでもネットショッピングが楽しめるなど昔よりも便利になりましたが、それでも都会の利便性にはかないません。24時間いつでも利用できるコンビニ、地下鉄やバスをはじめとした充実した交通機関など、都会のほうが圧倒的に便利なのは誰もが知っていることですね。憧れの田舎暮らしを始めてからも、不便が多くて慣れるまでには時間がかかるかもしれません。ライブや美術館などの娯楽も、田舎だとなかなか行くことができませんね。好きなアーティストをみるためにわざわざ都会まで足を運ばなければならないので、そういった体験型のイベントは田舎暮らしを始めるとあまり楽しめなくなるかもしれません。とはいえ、アウトドアなどのレジャーは田舎暮らしのほうが楽しめるので、どちらのほうが良いとは一概には言えないところですね。
また、田舎暮らしには車が必須です。車は購入費だけではなく保険料や燃料費などの維持費がかかります。ローンで購入する場合は月々の費用がさらに大きくなりますね。子どもがいる場合、住む場所によっては送迎が必要かもしれません。病院や買い物に行くときにも車を使わなければいけません。車を持っていない、そもそも免許がないという人には少しハードルが高いと感じるポイントかもしれませんね。
仕事の面でみる不便さ
仕事の面でみると、やはり給与は都会に劣ります。たくさんお金を稼ぎたい人は田舎暮らしに向いていないと言えますね。都会より交通機関が整っていないので、通勤にも車が必要なケースが多いです。満員電車のつらさを味わうことがない分、お酒を飲んで帰ることができないなどの不便を感じるかもしれません。また、仕事そのものを探す不便さもあります。都会は仕事が豊富にありますが、田舎はある程度限られてくるので情報収集が少し大変です。なので、地方の求人情報を扱っている転職エージェントを活用したり、何度か直接足を運ぶ必要があるでしょう。時間に余裕がない人にとっては大変に感じるところかもしれませんね。
その他
田舎暮らしで気を遣うポイントとして、ご近所づきあいがあります。農村地域だと、昔からの伝統で続いているお祭りや会合などがあるので、定期的なお付き合いが発生します。田舎特有の寄り合いや草刈りなんかもあるかもしれませんね。また、田舎の人たちはよそ者を嫌うイメージがあるかもしれませんが、それに関しては自治体が積極的に移住者を受け入れていることもあり、むしろ歓迎ムードのところが多いみたいですよ。最初は面倒に感じるかもしれませんが、コツさえ掴めばそこまでの負担ではないでしょう。
