なんとなく、はおすすめしません
しっかり確認しておこう
なんの準備もせずなんとなくで移住を決めてはいけません。きちんと下準備をして心構えをもっているからこそ、憧れの田舎暮らしを楽しむことができるのです。最初に確認しておくべきなのは、なぜ田舎暮らしをしたいと思ったのか、その理由を明確にすることです。きちんと田舎に移住したい理由を自分の言葉でまとめておくことが大切ですよ。そのうえで、田舎暮らしのメリットだけではなくデメリットも考慮して、本当に移住すべきなのかを判断しましょうね。
また、家族がいる人は家族との話し合いを重ねておく必要があります。自分だけが田舎暮らしに憧れている状態で移住しても、他の人はついていけなくなってしまいます。一緒に暮らす人みんなが田舎暮らしに納得した状態で準備を進めていけるようにしましょうね。
条件を決めて予算を立てる
田舎暮らしをすると決めたら、どこに移住するか具体的な場所を決めましょう。気になる地域をピックアップして、それぞれの地域について掘り下げて理解を深めることが大切ですよ。実際に足を運んで何泊かしてみるのも効果的ですね。また、同じように移住してきた人がいるなら直接話を聞く機会を持ちましょう。もし、具体的な地域がまだ決まっていないのであれば移住したい地域の条件を挙げてみましょう。例えば「山が近い」「駅まで車で○○分以内」「小学校が近い」など、自分や家族の生活を考慮して条件を決めていきましょう。
そして、予算を決めていきます。住居や車の準備など、田舎への移住にはある程度まとまったお金が必要になりますので、金銭的なプランを具体的に決めておくことが大切ですよ。気に入った家をみつけても、リフォーム代が予想以上にかかってしまったということがないようにしましょうね。また、移住にかかるもろもろの費用を差し引いても、ある程度の貯金が残るようにしておきましょう。大体、100万円~300万円は貯金が残るようにするのがベストです。
物件・仕事
予算が決まったら物件探しです。都会に住んでいる人からすれば、どの物件も広くて安いので魅力的ですよね。しかし、それだけではなく気候の変化に耐えられるかどうかも田舎暮らしでは重要になります。電気や水道などのインフラが問題なく使えるか、病院が近くにあるかなども要確認ですよ。
物件を探しながら、どうやって収入を得るか方法も考えておきましょう。どのような仕事があって、どの程度の収入を得られるかを確認してください。特に家族がいる人は、安定した収入が得られるように準備しておきましょうね。
自然に生かされているという意識
最後に、自然の厳しさに対する覚悟を持っておきましょう。都会にはない豊かな自然の中で生活できるのが田舎暮らしの魅力です。しかし、逆に言えば厳しい自然の中で自身が「生かされている」環境でもあります。なので、自然に感謝しながら共に生きていくという意識を持っておきましょうね。